島田荘司さん「奇想、天を動かす」島田荘司さんのミステリーには、吉敷刑事モノと御手洗探偵ノモとシリーズ化されていますが、この小説は吉敷刑事のお話。平成元年の浅草で浮浪者風の老人が、消費税12円分を請求されたことに対し女主人を刺し殺す。そんな単純な理由で殺人を犯すことに疑問を感じた吉敷刑事は、動機の真相を探っていくと、老人のとんでもない悲しい過去が…。個人的には、吉敷刑事シリーズの中で一番のお気に入りの小説です。
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