スチュアート ウッズさん「警察署長」
アメリカ南部の田舎町デラノ。その町の初代から3代にわたる警察署長のストーリー。
ミステリーというよりも、アメリカン大河ドラマのような小説。
すごく評判がよかったので読んでみたのですが、僕にはあまり面白さがわからなかったです。
海外のミステリーはあわないのかなぁ…
2007年12月28日金曜日
警察署長
2007年12月24日月曜日
2007年12月15日土曜日
ポップ1280
ジム・トンプスンさん「POP.1280」
久々に、海外小説。
人口1280人の小さな田舎町「ポッツヴィル」の保安官ニック。周りからは頼りないけど、害のないヤツとみられているが…。
自分の気に入らない、自分の生活にとって不都合な人物を次々に殺していく。自分に罪が及ばないように。
そんだけの話です。
悪いヤツですなぁ。
ちょっとコメディタッチでもある、ノワール小説。
2007年12月9日日曜日
ダイイング・アイ
東野圭吾さん「ダイイング・アイ」
今までの東野先生の作品からは、一線を画した小説。ミステリー+ホラーになるのかなぁ。
ありえないような、もしかしたらあるかも、でもないか、というところが、一般的なホラー小説とは一味違うところでしょうか。
ミステリーの要素も多少予測できる内容ではありましたが、いつもの東野作品のように読みやすく、一気に読めちゃいました。
「今度の東野圭吾は、悪いぞ。」と帯にありましたが「白夜行」の雪穂の方が何倍も悪いでしょう。
2007年12月2日日曜日
転々
藤田宜永さん「転々」
借金を抱え取立てから逃げ回っている大学生文哉。100万の報酬で一緒に東京を散歩しろという謎の男福原。
2人の東京散歩が始まります。
道行く出来事をつづったお話かと勝手に想像していたのですが、違いました。
福原の目的、また文哉の借金を作る原因となったストリッパー美鈴との関係を中心にストーリーは流れていきます。
美鈴の選択はおいといて(個人的にはBETTERな選択だと思う)、ラストはちょっと衝撃でした。
2007年12月1日土曜日
チーム・バチスタの栄光
海堂尊さん「チーム・バチスタの栄光」
登場人物全てのキャラクターがよく描かれており、特に主役コンビ田口・白鳥のキャラがよい。
ロジカルモンスター(論理怪獣)そのままの白鳥は絶対に友達にはなれないキャラである。
ただ、最後まで読んでいると、このキャラは天然なのか、作ってやっているのかわからなくなってしまうほど飛び抜けて頭の切れる人物なのがわかる。(天然なような気もするが…)
ということもあり、突拍子もなく、ありえないキャラの登場するお話はあまり好きではないのですが、この白鳥はOKです。
でもやっぱり友達になるなら、田口先生です。
キャラクターだけでなく、ストーリー展開も抜群で極上のエンターテイメントミステリー小説です。