2009年2月19日木曜日

KAPPA



柴田哲孝さん「KAPPA」
茨城県にある牛久沼。ブラックバス釣りに来た男が上半身を食いちぎられた。
目撃者は「カッパ」に襲われたと証言。牛久沼はカッパ伝説もある沼だ。
果たして、本当にカッパの仕業なのか…。
フリーのルポライター、刑事、老人、少年、ルポライターの飼い犬が謎を追う。
柴田哲孝さんの小説「TENGU」ほどではないですが、なかなか楽しんで読むことができました。
途中からカッパの正体がなんだかよめてきましたが…。
ルポライターの飼い犬ジャックはカヌー犬ガクを思い出させます。
「TENGU」にしろ「KAPPA」にしろ「トンデモ小説」にならないところが、
柴田さんの小説のよいところだと思いました。

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