伊岡瞬さん「いつか、虹の向こうへ」
ある事件で有罪になり(はめられたのだが)、職も家庭も失った元刑事。服役後、警備の仕事で暮らしている。唯一残された古い家には、わけありの3人の居候と同居生活を送っている。そこに家出少女が転がり込んだのだが、その少女に殺人容疑が…。ヤクザに脅されながらも少女を救うために真相を探っていく元刑事。
ハードボイルドのくくりになるのでしょうが、主人公を含め、それぞれ悲しい過去をかかえている居候の3人の絆が心地よい物語です。
ドラマ向きの話なので、横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞、W受賞しTVドラマ化されたのもうなずけます。
題名にもなった「虹売り」の童話は悲しいお話ですね。
2008年5月28日水曜日
いつか、虹の向こうへ
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