宮部みゆきさん「孤宿の人」「ほう」は「阿呆」のほう、と名づけられた少女。誰からも祝福されず、身の上をたらいまわしにされながらも、生きていく「ほう」。「ほう」という少女が、かわいそうで、けなげで、かわいくて、何度も涙しました。「ほう」の理解者「宇佐」のやさしさにも心打たれます。いつもながら宮部さんの小説は、暖かいですね。特に今回は子供への愛情が感じられました。自然と涙がこぼれる、感動の物語です。
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