村崎友さん「風の歌、星の口笛」
SFはあまり読まないのですが、SFミステリーということでなかなか面白く読めました。
私立探偵が少女から「コンピュータによって生み出されたクマのペットを生き返らせる依頼」を受けるお話、地球と同じ環境の人口惑星に瀕死の状態の地球再生のために250年かけてたどり着いてからのお話、交通事故から退院すると恋人の存在が「自分の記憶」を除き一切消えていたお話、未来の3つのストーリーが平行して描かれています。
交わることのないストーリーのようですが、最後に3つのストーリーのつながりが明らかになります。
少し物悲しさをもって…。
なんとなく手塚治虫先生の「火の鳥」を思い出しました。
2008年3月30日日曜日
風の歌、星の口笛
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