鳴海章さん「狼の血」
普通のサラリーマンが拳銃をひょんなことから手にした時から変わっていく。
どちらかというと小心者であるサラリーマンの日常の生活から、拳銃を手にしてからの心中などが、ものすごくリアルに書かれている。
どんどん殺人を犯していくのだが、対象は親父狩りの若者、性格のゆがんだ立ち食いそばの店員、なんちゃって女子高生であり、どうしょうもない会社の上司は頭の中でしか殺していない。
ところがまたリアル。
リアルであるが決して自分はそうはならないと思う。というか思いたい。
2008年6月20日金曜日
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