横山秀夫さん「震度0」
誰からも慕われ人望の厚い警務課長の突然の失踪。なぜ、どこに失踪したのか?
同時期に発生した阪神大震災そっちのけで、警務課長の失踪に踊らされる主要幹部たち。
キャリア、ノンキャリア、それぞれの思惑、駆け引き、事実の隠蔽、パワーバランス…どろどろした警察の人間関係が見事に描かれています。
さすが横山さん…というところですが、内容は短編でも充分だったのではと思いました。
それも横山さんの短編が素晴らしいからこその勝手なイメージなのかなぁ…。
2008年4月13日日曜日
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