シェイマス・スミスさん「Mr.クイン」
海外の小説ですが、面白かった!
犯罪プランナー「ジャード・クイン」。麻薬王の影のブレーンとして決して姿は現さず、完璧な犯罪をビジネスとして計画する男。
悪を倒すのではなく、善良な人々を次々に陥れ、殺害もいとわない悪いやつ。
本物の悪人。そのやり口は、読んでいて胸糞悪くなるほどです。
そしてクインはずば抜けて頭が切れる。おこうるべき事態を予測して完璧な手をうつ。
不測の事態(クインには不測の事態がありえないのか)にもあわてずに見事やりぬける。
やってることは最悪ですが、頭の良さにしびれる小説です。
面白いと思うのもはばかれるかもしれないが、最高に面白い小説です!
2008年1月19日土曜日
Mr.クイン
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿