矢口敦子さん「償い」仕事ばかりで家庭を顧みず、子供を死なせ妻を自殺に追いやってしまったエリート医師。医療ミスの責任も負わされホームレスとして生きている。過去に自分が命を救い今は聡明な中学生に成長した少年と出会うが、連続殺人犯じゃないかと疑いを持ち始める…。「人の肉体を殺したら罰せられるけれど、人の心を殺しても罰せられないんだとしたら、あまりにも不公平です」という言葉が深いメッセージとして流れ、それでも最後には救いのあるミステリー小説です。
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