2008年12月30日火曜日

希望



永井するみさん「希望」
3人の老人を惨殺した少年が出所してくる。その少年を取り巻く家族、母親のカウンセラー、母親に寄り添う雑誌記者、刑事、被害者の孫たちが絡み合うストーリー。
文章も読みやすく、途中(最後の方)まで面白く読めたのですが、最後がなぁ…。
結局、周りの人間がドタバタして話は進んで息いくものの、少年の心の闇はわからないまま、消化不良のお話でした。

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